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重要文化財大日如来座像のホームページへようこそ
(持国天像・多聞天像・弘法大師像・子安地蔵像・薬師如来像他)


重要文化財大日如来坐像 Dainichi Buddha seated figure 
大日堂の本尊である。
頭上に宝冠を戴く。智拳印(ちけんいん)を結び、右足を結跏趺坐(けっかふざ)する。
顔は豊かな肉付きをみせ、目はつよい俯瞰の相を持っていて、したがって相当細めに刻出されている。全身の肉付きもまた豊かで、裾の衣文は藤原式の薄手で優美である
半丈六の仏像であるにもかかわらず、技巧的にまとめられているのが特徴で、院派(京都を中心に朝廷や貴族の造仏を担当していた仏師の一派)系の仏師によるものではないかと考えられる。
鎌倉時代前期における橿原市と京都の繋がりを示唆するものとして注目される作品である。
鎌倉時代の作とされ、大正8年4月12日国の重要文化財に指定される。
現在像は、修理を経ていて、ところどころ金箔の剥落があるほか損傷はない。ただし宝冠、光背、台座はすべて徳川中頃とおもわれる後補である。
檜材寄木造・総漆箔、 像高148.3cm、面長26.8cm、面巾26.0cm、耳張34.2cm、面奥33.5cm、肘張80.0cm、胸厚32.2cm、腹厚39.5cm、膝高(左)21.8(右)21.3cm、膝張108.8cm、膝奥71.5cm。

大日堂のご本尊である大日如来の命日が7月15日であることから、毎年7月15日に夏の大祭が開催される。
●大日さん
 
 2021.3.18 重要文化財大日如来坐像修復完了 
2020年5月から10ケ月かけて修復されていた重要文化財大日如来坐像の修復が終了しました。前回の修復は大正時代で100年余ぶりの修復で、今回主に金箔の剥離が激しいので剥離を抑えること目的に修復されました。
一段と美しくなってお帰りになりました

今回の修復に際して公益財団法人朝日新聞文化財団の「文化財保護助成金」をはじめ、国・奈良県・橿原市の補助金を仰ぎ完了しました。
資金面のご協力をいただいたことに町民一同感謝いたしております。

●重要文化財大日如来像修復記録アルバム
 
  「重要文化財大日如来坐像修復記念行事」
「重要文化財大日如来坐像修復記念行事」の開催予定 
日時:令和3年10月10日(日)午前中
場所:重要文化財正蓮寺大日堂 
内容:雅楽奉納の予定(奈良葛城楽所雅遊会)
朱印:上記日時に会場で朱印の揮毫を行います。
詳細:後日HpやSNSでご案内します。
 △トップページ
 二天王像
安正蓮寺大日堂須弥壇(仏壇)には四天王のうち持国天と多聞天置されている。
持国天・像高172.6cm、
多聞天・像高171.6cm。
等身大の像で、樟を用いて左右二材矧ぎとし、構造技法は大日如来座像とは異なる。
恐らく須弥壇が狭く四方に4体の仏像を置くスペースがなかったので2体のみになったと思われる。
又、中央の重要文化財大日如来座像に比べて脇を守る二天像が像高が大きいのは、恐らく後に2体がどこかの寺院から持ってこられたものと言われている。
令和元年12月4日奈良県文化財保存課で二天王の調査が行われ、関西大学と帝京大学の共同チームで精密な学術調査が行われた結果、重要文化財「大日如来坐像」よりも古い12世紀後半から末頃(平安時代)の作ではないかとのことで、奈良地方での天部像を考察する上で、貴重な作品と考えられており、文化財への指定が待たれるところである。

 弘法大師像
正蓮寺大日堂内には廃寺普賢寺の宗派真言宗高野山派の開祖である弘法大師像が安置されている。いつ頃の作かは定かではない。弘法大師の御命日4月21日(旧暦3月21日)には弘法大師像の前で地元住民が伝統行事として「大師講」が古くより地元の女性によって運営されており、お年寄りたちが、お大師さんと一緒に飲み食いをしながらおしゃべりをする、そんな楽しい集まりをする。今は少なくなった「大師講」が連綿と続いている。
毎年4月21日に定例開催
 
 子安地蔵像
正蓮寺大日堂内には子安地蔵像が安置されている。いつ頃の作であるかは定かではないが等身大の均整の取れた地蔵菩薩像である。
地元の伝統行事として、地蔵を祭る「地蔵盆」を地元の女性によって運営されている。今は少なくなった「地蔵」が連綿と続いている。

地蔵菩薩は、大地が全ての命を育む力を蔵するように、苦悩の人々をその無限の大慈悲の心で包み込み、救う所から名付けられたとされ、一般的には「子供の守り神」として信じられています
毎年7月23日に定例開催

正蓮寺大日堂前の石仏 薬師如来像 The Buddha of Healing 
普賢寺大日堂は昔札所だった
室生山八十八ヶ所霊場第六七番札所
 正蓮寺大日堂前の石仏を地蔵さんと思っている人が多いが、正しくは「薬師如来」である。
いつの時代につくられ、どのくらい盛んだったのか分からないが、昔「室生山八十八ケ所霊場」という霊場巡りがあって、明治の廃仏毀釈で真言宗普賢寺が廃寺になるまでは(現在、大日堂は浄土真宗正蓮寺が管理)普賢寺は室生山八十八ケ所霊場の第六十七番札所となっていた。
大日堂前の石仏はその名残である。

全国には今でも八十八ケ所霊場が沢山あり、一番有名なのが四国八十八ヶ所霊場である。
四国の八十八ヵ所は弘法大師空海が道を求め山野を巡りて、修行を重ねられた足跡であり、人々は弘法大師の御誓願を中心に、そのご苦労の後を辿り、数々の悩みや苦しみ、願いを大師の恵みにあやかろうとして大師の足跡を巡る。
しかしながら、四国を一周する霊場は遠くて距離も長いことから、各地で近くの弘法大師ゆかりの八十八ヶ所のお寺を、有名な四国遍路(四国八十八ヶ所)を模して各地に作られた。
御府内八十八ヶ所霊場(東京版お遍路コース)・小豆島八十八箇所霊場・秋穂八十八箇所霊場(山口県)・篠栗八十八カ所霊場(福岡県)・神島八十八ヶ所霊場(岡山県笠岡市)・関東八十八ヵ所霊場( 群馬県)・御室八十八ヶ所霊場(京都仁和寺)・九州八十八ヶ所霊場(九州全域)・知多四国八十八ヶ所霊場(愛知県知多半島)・北海道八十八ヶ所霊場(北海道全域)・· 佐渡八十八ケ所霊場(佐渡島)・ 伊賀四国八十八ヶ所霊場(三重県伊賀市・名張市)・大和北部八十八ヶ所霊場(奈良県)等々数え切れない程の八十八ヶ所霊場が各地で開設されている。
正蓮寺大日堂前の石仏「薬師如来」は、室生山八十八ヶ所霊場の第六十七番札所の名残で、本四国の八十八ヵ所霊場の第六十七番札所讃岐国(香川県)大興寺を模している。
大興寺のご本尊は薬師如来を安置しているので正蓮寺大日堂前の石仏は「薬師如来」である。
室生山八十八ヶ所霊場は奈良県宇陀市の「室生寺」からスタートし、一部名張市に入り、奈良県の寺社を回り「室生寺」に帰る巡礼コースであった。





 


室生山八十八ケ所霊場







大日堂前碑
   
 
 その他収蔵物
  正蓮寺大日堂内には廃寺真言宗高野山派普賢寺に安置されていた仏像や掛け軸等の寺宝が沢山伝わり陳列されている。
地蔵菩薩像・閻魔天像・弁天像・誕生仏・
普賢寺元住職位牌・元檀家の位牌・昭和30年の御堂大修理時に地下から発掘された土器や瓦類・「猫入り涅槃図」等々が陳列されている。

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